収支構造を見える化するため、まずは現状のお金の流れを把握します。
数字が苦手な経営者でも「会計全体のたった2割の知識」で「経営において8割OK」となる「お金のブロックパズル」を用いて、お金に色をつけていきます。
数値だらけで見るのが難しい決算書から、ビジュアルに訴えるツールを用いてお金の入りと出が理解できるようになります。
お金の流れが把握できたら、今の状態が「儲けの構造6パターン」のどの状態にあてはまるか確認します。
儲けの構造には6段階のレベルがあり、会社の現状がどのレベルにあるのかをはっきりさせるためです。
最後に目標とする収支構造を決定していきます。
社長に以下のような質問をさせていただきますので、社長が行うことは単に質問に答えるだけです。
これらの質問により1年間でいくらキャッシュを生み出すべきか、そのためにはいくらの利益を出せばよいか、さらには目標となる売上高はいくらとなるかが逆算して計算されます。
一方で、計算された売上目標があまりにも現実離れしてしまうことがありますので、社長が実現可能で根拠を持って行えると思える計画になるまで、何度も計画を作り直します。
「お金のブロックパズル」を用いて決定した理想の収支構造を、A3用紙1枚で俯瞰できる「キャッシュフロー計画表」に落とし込みます。
「キャッシュフロー計画表」は今後1年間のお金の流れをすべて集約した表で、どのようなお金が入って、どのようなお金が出ていくのかを目的別に色分けして数値化したものです。
経営の舵取りはこれ1枚でOKとなり、社長は難しい何ページもある決算書が不要になります。
なぜなら、これ1枚の中に経営の意思決定に必要な情報すべてが入っているからです。
経営の改善にはPDCAサイクルが大切です。
P(プラン)を考えたらD(実行)をします。 そして、C(チェック)をしてA(改善)に動き出します。計画を立てて実行に移すだけでは、効果がでません。
計画通りに進んでいるのか? 進んでいないのなら何が問題なのか?チェックをして改善ポイントを見つけ、場合によっては計画の見直しをしていきます。
経営者だけで実施するとPDCAサイクルの中で見落としが発生したり、無意識にうまくいっていないポイントを見ないようにしてしまいます。
キャッシュフローコーチ(CFC)が月に1回訪問してPDCAサイクルを一緒に回すことで、盲点に気付いてもらい、着眼点を絞って解決策を探っていきます。
また、日ごろの経営課題、特にそのタイミングでの「お困りごとトップ3」についてコーチングを行います。
つまり、 社長は月に1回、キャッシュフローコーチ(CFC)と会った日だけお金のことを考えて、残りの29日間は、お金の悩みから解放されて本業に専念できるのです。
経営数字を使って、経営者の本業の発展に貢献するコーチのことです。
キャッシュフローコーチ(CFC)では主に次の2つの役割を担います。
日本キャッシュフローコーチ協会は、下記のビジョナリープランを実践する卓越したキャッシュフローコーチ(CFC)を世の中に多数輩出し、社長や社員のビジョン実現化を促進します。
具体的には、思想・技術力・営業力を兼ね備えたキャッシュフローコーチ(CFC)の養成・認定キャッシュフローコーチ(CFC)の相互交流による相互研鑚の場づくりが中心です。
さらには、キャッシュフローコーチ(CFC)を必要とする経営者に認知されるための、広報活動やマッチング、ならびに、キャッシュフローコーチ(CFC)とクライアントが、長期に亘って共に成長しあえる相互パートナーシップを結ぶことをサポートします。
なお、日本キャッシュフローコーチ協会は、キャッシュフローコーチ養成塾を修了し、一定の知識とスキルを習得した人だけが入会の権利があります。
多くの経営者が抱いている、数字が見えないゆえの苦しみや、漠然とした不安を解消します。
社長と社員との危機感のズレを解消して、社長のビジョンの実現化をサポートします。
そのために社外CFO(財務担当役員)として、経営数字を最大限に活用します。
書籍などの出版物やメディア掲載の実績を公開しております。