会議ファシリテーターを求める会社の5つの特徴

6月, 2021年

会議ファシリテーターを求める会社の5つの特徴

2021-06-28

コンサルタントの役割の1つに、
会議やミーティングの進行役(ファシリテーター)
があります。

その価値や必要性を感じてもらえたら、
コンサル契約につながります。

では、見込み客との面談で、
先方にどんな課題やニーズがあるときに、
会議ファシリテーターの提案が受け入れられやすいのか?

それがわかっていると、タイミングを見逃さず、
相手の共感を得ながら提案でき、
コンサル契約につながるでしょう。

そこで今日は、社外の専門家に会議ファシリテーターを
求める会社の【5つの特徴】をお伝えします。

その前に、1つ注意点があります。
この5つのことを、

「御社は、こうなっていませんか?」

と直接的に決めつけて言うのではありません。

関係性が構築される前に、そんな風に決めつけたように
言われたら、いい気分ではないし、
仮に図星でも「ウチはそんなことはない!」と
言われてしまいますからね。

「わたしの知っている会社では、このような
シーンをよく見かけるのですが、御社では
いかがでしょうか?」

と、誘い水として伺う、という感じで
会話をします。

それを踏まえて、
会議ファシリテーターを社外の専門家に求める会社の
5つの特徴をお伝えしましょう。

それは、こちらです。

1.社長が一方的にしゃべるので、社員から意見が出てこない

2.しゃべりっぱなしで終わり、議論が積み上がっていかない

3.やったりやらなかったりで、会議そのものが自然消滅する

4.社内の空気を読み過ぎて、表面的な議論に終始する

5.社長が社員に伝えたいことが、言葉足らずでちゃんと伝わらない

これらの特徴を知っていれば、当てはまる社長と出会ったときに、
前述のように、それを誘い水として伝えることで、
共感が得られ、聞く姿勢をつくってもらえるのではないでしょうか。

無駄な会議を減らす?社外の専門家が会議の進行役を担った方が成果が出る3つの理由

2021-06-21

新年度や、新しいプロジェクト案などが出た時には、様々な会議が進行されることが多いと思います。

しかし、実際は、ただ時間ばかりが過ぎて大切なことは決まらない上に、現場からのアイデアは一切通らない。

これって本当に必要なの?と感じている方も少なくありません。

せっかく時間をかけているのでしたら、実のある会議をしたいですよね。

朝日新聞に掲載されていたのですが、大企業の会議は、67万時間、15億円のムダが出ているそうです。

これはすごい損失ですよね。

では、このような無駄な会議を減らし、成果を出す為にはどうすればいいでしょうか?

それは、「社外の専門家が会議の進行役を担う」ことです。

この記事では、社外の専門家が会議の進行役を担うことで得られるメリットをお伝えしています。

企業の会議の進行役を、コンサルタントが担うことがあります。
それは、社内の人が会議の司会進行をやるよりも、
社外の専門家が担った方が成果が出るからなのですが、
一方で、こんな疑問の声もあるようです。

「わざわざ社外の専門家に、会議の進行役を
やってもらう必要ってあるんですか?」

「社内の人がやればいいんじゃない?」

もし、クライアントからこのように
質問されたら、どう答えますか?

そこに答えられないとしたら、
自信を持って提案することは難しいかも知れませんね。

そこで、わたしが考える

「社外の専門家が会議の進行役を
担った方が成果が出る理由」

を、3つの視点でお伝えします。

これをちゃんと言えるようにしておけば、
自信を持ってやれるだけでなく、

営業でのトークに活かせて、契約獲得に
つながりますよ。

それは、次の3つです。

1.誰がやるか?
2.スキルはどうか?
3.立場の影響は?

では、1つずついきましょう。

1.誰がやるか?
社長が進行役を担うと、
一方的に発言をして、社員は誰も意見を
出せなくなり、社長の独演会となる。

なぜなら、社長がもっとも深く考えていて、
知識もあり、覚悟があるから。

一方、社員が進行役を担うと、
社員から意見を出させるスキルがないため
嫌な沈黙が続く。

仮に意見が出ても、話がとっちらかって、
まとめ切れず、積み上がらない。

それをスケジュールに落とし込めないため、
行動に移されることもない。

あるいは、
特定の社員へのダメ出しなど
ネガティブな意見が出た時に、
収拾がつかなくなり、後味の悪さを残す。

2.スキルはどうか?
ファシリテーターとして会議の
進行役を担うには、一定のスキルが必要だが、
学んだことがない。(学ぶ場がない)

よって、見よう見まねでトライするものの、
もともとセンスがある人でない限り、
場を盛り上げられずに終わり、自信を失いがち。

その結果、
書類を読みあげる報告会に終始してしまい、
その必要性に疑問の声が上がり、
やがて自然消滅してしまう。

3.立場の影響は?
社員は当事者なので、情報を知り過ぎて
しまって、客観視しづらく盲点が生まれやすい。

また、他の社員と近い立場にいるので、
余計な遠慮が働いて、みんなに意見を
求めてまとめ上げるのが難しい。

すなわち、安心安全ポジティブな場をつくりにくい。

つまり、普段の仕事中のテンションと
司会のテンションを使い分けがやりにくい。

(普段、黙々と仕事をしている人が、
司会のときに突然「はい!拍手〜っ!!」
とハイテンションでやりづらいですよね)

以上の3つが、社内の人が会議の進行をやるよりも、
社外の専門家が担った方が成果が出る理由です。

わたしたちは、これらのことを理解した上で、
自信を持って会議のファシリテーターを担当して、

クライアント先の会議で「知の積み石効果」
をもたらし、成果に貢献したいものです。

場の空気を明るくするには、文末を肯定的な言葉で締めくくる。

2021-06-14

場の空気を明るくする人、暗くする人というのがいますが、
その違いはなんでしょうか?

「場の空気、なんだか悪いなぁ」と感じたとき、
ちょっと気にしてみてほしいことがあります。

それは、その場にいる人たちの「言葉づかい」です。

といっても、敬語を使えているかとか方言が出ているとか、
ではありません。

その場にいる人たちの言葉が、【肯定的】か、【否定的】か、です。

意識して観察してみると、
わたしたちは意外なほどに【否定的】な言葉を使っている
ことに気づきます。

それは、クセといってもいいぐらい、
【否定的】な言葉を使う人は、頻繁に、
しかも無意識のうちに連発しています。

たとえば、
「わかりません」「できません」「難しいです」「いやです」「嫌いです」
などは【否定的】で、これが連発されると、
場の空気はズーンと重くなっていきます。

最近では、【否定的】とも【肯定的】ともとりづらい言葉、
「微妙です」もよく聞きますが、これもオブラートに
包んでいるものの、【否定的】なニュアンスを感じます。

もちろん、話の流れとして、【否定的】な言葉を使わざるを
得ないときもあるでしょう。

できない相談をされたなら、ちゃんと断らないとストレスだし、
相手も困ってしまいますしね。

そんなときに、ちょっとした工夫で、相手に悪い印象を与えず、
【肯定的】な感じで伝えられるコツがあります。

それは、「文末を、【肯定的】な言葉で締めくくる」のです。

たとえば、患者さんからあなたがよく知らない材料の特徴を訊ねられたとき。

【否定的な文末】
「この材料のことは、ちょっと調べてみないとわからないんですけど」

ではなく、「調べる」と「わからない」の順番を逆転させて、

【肯定的な文末】
「今、即答できませんので、後で調べてお答えしてよろしいでしょうか?」

と言うと、グッと感じがよくなりませんか?

また、院長から仕事の進み具合を聞かれたときも、

【否定的な文末】
「まだできていません。すみません」

ではなく、もうひと言追加して、

【肯定的な文末】
「今作成中で、○○日までには提出できますが、よろしいですか?」

なら、安心感を与えますね。

【否定的】な言葉で文を終えると、すべてが【否定的】になります。

でも、【肯定的】な言葉で締めくくると、
全体が【肯定的】なトーンにつつまれるのです。

そのコツは、たとえYESという答えはできなくても、
言う順番を逆転させること、あるいはもうひと言を追加してあげること。

あなたは、日ごろ、どんな言葉を使っていますか?

自発的に動かない社員が自律的な成長をするようになる秘訣とは

2021-06-07

スタッフや社員が自主的に考えて動いて欲しい!
指示まちではなく、自ら考えて行動できる自律的なスタッフになって欲しい。

そのように考えている社長は多いと思います。

「スタッフがもう少し、アタマを使ってくれるといいんだが…」
「最近の若い子は、自分のアタマで考えようとしない」

そんなボヤキを口にしたことはありませんか?
スタッフの成長を促すのはエネルギーを使いますよね。

そこで今回は、社長や上司がそれほど時間的・精神的労力をかけなくても、
スタッフが自律的に成長していく方法をご紹介します。

スタッフ教育において、直接教えることはもちろん必要です。

でも、上からモノを言われているうちは、
その知識を覚えることはあっても、
頭をつかって考えることにはなりません。

アタマを使うスタッフに育って欲しければ、
アタマを使わざるを得ない場をつくってみてはどうでしょうか?

ある会社では、「社内発表会」を開催しています。

年1回、自分の役割の中で学んだことや気づいたことを
20~30分程度、皆の前で発表するのです。

そのために1日を確保し、場所も社内ではなく、
会場を借りて行います。

発表はパソコンを使い、プロジェクターでスクリーンに映しながら、
視覚的にも伝わるようにします。

この発表会のメリットは、教育効果の点から次の3点あります。

1.
人前で発表するという緊張感から、スタッフが日常の仕事を
「意識して」行うようになり、「どのような工夫をすべきか」を
自ら考えて動き始める。

2.
発表(アウトプット)を前提に仕事をするため、
理解・吸収(インプット)するスピードが速くなる。

3.
人にちゃんと「伝わる」よう、表現力がきたえられ、
パソコンの操作方法を学ぶ機会にもなる。

また、それに投入する労力の観点からは、2つのメリットがあります。

1.
発表内容が日常の仕事に直結しているため、
形だけで実践でつかえない無駄な強制をするなどの、
遠回りをしなくて済む。

2.
社長や上司は、事前に発表のまとめかたの相談を受けることはあっても、
基本的に発表会当日に時間を割くだけでいいので、過剰な負担はかからない。

わたしの会社でも先日開催しましたが、
参加者全員が価値を十分に実感できました。

とは言え、いきなり大袈裟にやると、
敷居が高すぎて手がつかずに過ぎてしまうものです。

自発的に動かない社員にアタマを使わざるを得ない場をつくってみてはどうでしょうか?

ご相談・お問い合わせ

キャッシュフローコーチ・
経営コンサルティングに関する
ご相談・お問い合わせはこちら

出版物・メディア実績

書籍などの出版物やメディア掲載の実績を公開しております。

TBS みのもんたの朝ズバッ!

TBS
みのもんたの朝ズバッ!

TBS Nスタ

TBS
Nスタ

TBS みのもんたの朝ズバッ!

TBS
みのもんたの朝ズバッ!

NHKテレビ 「日本のこれから~税金~」

NHKテレビ
「日本のこれから~税金~」

日本テレビ ズームインスーパー

日本テレビ
ズームインスーパー

楽天ではなぜランチがタダで食べられるのか 社長も社員も得する経営・節税ノウハウ

楽天ではなぜランチがタダで食べられるのか
社長も社員も得する経営・節税ノウハウ

社長、税務調査の損得は税理士で決まる!

社長、税務調査の損得は税理士で決まる!

儲かる会社の経営者は会社の未来を数字で読み解く

儲かる会社の経営者は会社の未来を数字で読み解く

1164社の紹介でわかった 社長のための“いい税理士”の探し方

1164社の紹介でわかった
社長のための“いい税理士”の探し方

節税ノウハウQ&A

節税ノウハウQ&A

経理・会計に必要な税務の実務知識

経理・会計に必要な税務の実務知識

社長、もっと頼りになる会計事務所があります!

社長、もっと頼りになる会計事務所があります!

節税に活かす交際費税務の基礎知識

節税に活かす交際費税務の基礎知識